CX-8やCX-5に軽油用の凍結防止剤を入れても大丈夫?マツダのメーカーとディーラーに聞いてみた! | hitoiki( ひといき )

CX-8やCX-5に軽油用の凍結防止剤を入れても大丈夫?マツダのメーカーとディーラーに聞いてみた!

2019年1月25日

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CX-8やCX-5に軽油用の凍結防止剤を入れても大丈夫?マツダのメーカーとディーラーに聞いてみた!

こんにちは。今回のhitoiki(ひといき)な話題は、真冬にゲレンデやスキー場に行く時の悩みのひとつである、軽油が凍ること。その軽油の凍結防止対策で有名な、FALCONの軽油凍結防止剤を入れても大丈夫なのか?実際にマツダのお客様相談窓口とディーラーに聞いてみました!凍結防止剤の使用を迷われている方に分かりやすくまとめましたので、ご紹介します!

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ガソリンの凝固点は、-90.5℃〜-95.4℃とのことなので、あまり気にされない方も多いと思いますが、ぜひ、ディーゼル車(クリーンディーゼル車も含む)で寒冷地に帰省やレジャーで行くときは、トラブル防止のために覚えておきましょう!

 

 

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軽油が凍る?軽油凍結について仕組みを学ぶ

まずは、軽油が凍る?軽油凍結について仕組みをまとめたのでご紹介します。

軽油が凍るとは?

軽油が凍る(凍結する)といっても、正確には水のような凍りかたをするわけではなく、軽油の流動性が落ちて燃料系を目詰まりさせてしまう(燃料ポンプ潤滑用のワックス分が凝固する)様子を「軽油が凍る」と一般的に言います。

軽油の流動性が落ちると、インジェクターからエンジンへと軽油を噴霧できなくなり、結果的にエンジンは始動できなくなってしまうので、寒い寒冷地の駐車場で立ち往生してしまう危険があります。

これを防ぐために、軽油を燃料とするディーゼル車は、寒冷地に行く(特に宿泊するような時は注意)時は、現地の軽油を多く入れる必要があるということ。

寒冷地で販売されている軽油は、東京や名古屋、大阪などの都市部の冬季の軽油と違い、軽油の凍結温度を示す「流動点」や「目詰まり点」が、より低気温な状態でも大丈夫なように添加剤で調整されています!その違いを下記にまとめてみました!

寒冷地と都市部の軽油の違い(JIS規格)

項目 2号
(都市部の軽油)
3号
(寒冷地の軽油)
特3号
(北海道の軽油)
流動点℃ -7.5℃以下 -20℃以下 -30℃以下
目詰まり点℃ -5℃以下 -12℃以下 -19℃以下
引火点℃ 50℃以上 45℃以上
蒸留性状90%留出温度℃ 350℃以下 330℃以下
10%残油の残留炭素分質量% 0.1以下
セタン指数 45以上
動粘度(30℃)mm2/s{cSt} 2.5以上 2.0以上 1.7以上
硫黄分質量% 0.0010以下
密度(15℃)g/cm3 0.86以下

となっています。

雪の降り積もる寒冷地の冬季は、最低気温が-5℃以下になるため、軽油が凍りにくいように、3号軽油や特3号軽油が販売されています!

 

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CX-8やCX-5に軽油用の凍結防止剤は使ってOK?メーカーのマツダに直接問い合わせてみた

次に、CX-8やCX-5に軽油用の凍結防止剤は使ってOK?メーカーのマツダに直接問い合わせてみたのでご紹介します。

メーカーであるマツダのお客様相談センターからは以下のように返答をいただきました!
※実際には電話でしたが。

hitoiki(ひといき)からの質問

CX-8やCX-5のクリーンディーゼル搭載車で、ゲレンデなどの寒冷地に行く際は、軽油の凍結防止の為、現地の軽油を入れるようにしておりますが、現地の寒冷地用軽油が、給油できないときは、下記のような「軽油凍結防止剤」を使用してもよいのでしょうか??

メーカー(マツダ)からの返答

誠に申しわけございませんが、メーカーとしては、軽油凍結防止剤を投入しての検証をしていないため、軽油凍結防止剤を使用せず、取扱説明書の通り現地の寒冷地用軽油を給油してください。

ガソリンスタンド開店前などは、お手数ですが開店までエンジンをかけてお待ちいただくか、高速道路の24時間開店しているガソリンスタンドなどをご利用ください

とのことです。

・・・まぁ、予想通りの返答でした(笑)

メーカーから「使っても問題ないかと思います」と返答もらえれば、安心して使えたんですけどね。。
 

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CX-8やCX-5に軽油凍結防止剤は使ってOK?MAZDAディーラーに直接問い合わせてみた

次に、CX-8やCX-5に軽油凍結防止剤は使ってOK?MAZDAディーラーに直接問い合わせてみたので返答をまとめました!

MAZDAディーラーからの返答

サービスに確認しましたが、純正の物ではないので使用しても大丈夫とは言えません。と言うのが答えになってしまいます。

異常が発生した際に保証が効かなくなってしまうリスクが伴いますのでオススメはできません。

お問い合わせの中で、3号軽油が給油できない場合と頂いておりますが、私から安全を考慮して言えますのが、3号軽油を給油して頂く事しか術がございません。

とのことです。

こちらも、予想通りの返答でした(笑)

やはり添加剤を入れるよりは3号軽油を給油するようにしましょうか。

 

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軽油用の凍結防止剤の評価・評判・レビュー・クチコミ(口コミ)をまとめた

次に、CX-8やCX-5だけではないですが、軽油用の凍結防止剤の評価・評判・レビュー・クチコミ(口コミ)をまとめたのでご紹介します。

★★★★★(★5)
スキーに行く際の軽油の凍結防止用として使用

ディーゼルのSUV車で利用していますが、スキーに行く際に気温が低い場合に入れています。何回か-10度以下になった事がありますが、軽油が凍結することはありませんでした。エンジンにも影響はなさそうなので、重宝しています。

★★★★★(★5)
1500ディーゼル用軽油の凍結防止

アンリ低温にならなかったが、-10度の環境でふつう道理使え問題なしでした

★★★★★(★5)
寒冷地での燃料に混ぜる

東京で軽油を入れるとき有り難い、計量カップが付いていると嬉しい

★★★☆☆(★3)
厳冬期前の軽油タンクに注入

まだ、使って間もないので、効果は、わかりません。もう少し注ぎ口が、細長いほうが良いと思います。

★★★★☆(★4)
現場留め置き車両用

今年の冬は寒さが厳しいのでもしものために。今のところ問題ありません。

とのことです!評判はよさそうなのですが、やはり入れることで、エンジンや周辺パーツへの悪影響は気になりますよね。。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか? 実際にマツダのメーカーとディーラーに聞いてみましたが、現地の3号軽油を調べて給油するということを徹底した方がよさそうです!

注意点としては以下です。

CX-8やCX-5などのディーゼル車で雪山に行く際の注意点

  • 軽油は、残り燃料が半分以下になるように現地に行き、現地で販売されている寒冷地用の軽油を半分以上入れること

です。これはなぜかというと、軽油はガソリンよりも凍りやすい(固まりやすい)性質があります。
東京や大阪、名古屋などの大都市などでは通常、軽油の流動点や目詰まり点が、ゲレンデなどの雪国と比較して高めな。2号軽油というものが使用されています。

2号軽油だと、気温が-5度以下になると、軽油が凍る(固まる)ため、スキー終わりなどで帰ろうとした際に、エンジンが始動しない可能性があります。

ゲレンデなどのある雪国では、軽油が凍らないように、より低い気温まで大丈夫(凍結対策が施された)な3号軽油特3号軽油が、ガソリンスタンドで販売されています。

3号軽油だと、-12度以下にならないと凍らない(固まらない)ため、ゲレンデ終わりや、雪国のホテル宿泊後でも安心です!

ですので、ディーゼル車でゲレンデや雪国へ旅行する際は、必ず現地の軽油を給油するようにしましょう!

そして、高速道路のガソリンスタンドであれば、下記のサイトで路線別に「寒冷地対応軽油」か否かがわかるので安心ですよ!ディーゼル車に乗られている方は、ぜひ事前に調べておきましょう!

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高速道路のガソリン価格 高速GS

寒冷地対応軽油情報は、油種を軽油にして、通行されたい高速道路を選択されると、用意されているSA・PAなどが表示されます。

高速GS

https://highwaygs.jp

 

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