目次
- MAZDA CX-8を2台乗ってきて感じた!マツダのTFT液晶メーターの弱点や改善点と改善ポイントとは?
- 目次
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターとは?
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。意外とメーターの画質が粗い(解像度が低い)
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。低水温表示灯がない。
- マツダのTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。タコメーターが認識しづらい(第7世代の液晶は除く)
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。ゲージ表示タイプの時に、残走行可能距離数のゲージ(グラフ)は不要
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。アクセル開度に応じて、メーターも連動して変化し、走る歓びを高める演出や遊び心が欲しい
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。車と一体になるために、車両のインフォメーションを充実させて欲しい
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。ナビ画面や降りるインターの案内などを載せて欲しい
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。夜間の液晶メーターが暗い(暗く感じる)
- マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターの良い点・優れている点
- 総評とまとめ
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MAZDA CX-8を2台乗ってきて感じた!マツダのTFT液晶メーターの弱点や改善点と改善ポイントとは?
こんにちは。今回のhitoiki(ひといき)な話題は、MAZDA CX-8(XDプロアクティブ
)からCX-8(25S Lパッケージ)に乗り換えて痛感した、マツダのTFT液晶メーターの弱点や改善すべきポイントをまとめたのでご紹介します。
もちろん、前提として他社のようなギラギラした演出や、情報過多な液晶メータがよいということはなく、MAZDAが提唱する「機械からの多様な情報を押し付けるのではなく、普通に車と対話できる」ということを、私自身も理解した上で、より「ここが改善されたらよりマツダ車と過ごす人生を、もっとに楽しめるのに」と思う点を記していきたいと思います。
そして、改善点や弱点だけではなく、良かった点・優れている点なんかもまとめていきます。
TFT液晶メーターの有無でグレード選びに悩まれている方や、グレード選びで失敗しない・後悔しないための参考になればと思います!
また、CX-8の年次改良情報などは以下にも掲載していますので、よければご覧ください。
CX-8の年次改良情報(改良点など)
CX-8のピアノブラック部分の保護に、液体ガラスコーティング「ピカプロ」
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターとは?
まずは、マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターとは何かをご紹介します。
マツダの7インチTFT液晶搭載のスピードメーターは、メーターの中央部分に7インチのTFTカラー液晶を採用。ドライバーの視野の中心付近に情報を集中して表示できるため、視線移動量の低減や読み取りやすさの向上に貢献してくれるメーターです。
他社とは違って、シンプルかつ落ち着きのあるデザイン(個人的には、無印良品のような)が特徴です。
ちなみに、今回の記事で紹介するMAZDA CX-8の7インチTFT液晶メーターとタイプBのアナログメーターは以下です。
ちなみに、MAZDA3やCX-30などに搭載されているメーターはこんな感じ。
CX-8やCX-5、MAZDA6と比べて、MAZDA3やCX-30のデザインって似ているようで違うのですよね。
マツダCX-5 ExclusiveMode 7インチマルチスピードメーターでタイプAとタイプBの違いを比較
車はMAZDA CX-5ですが、タイプAの 7インチマルチスピードメーター(液晶メーター)とタイプBのアナログメーターで比較されている動画もアップされていました。
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。
意外とメーターの画質が粗い(解像度が低い)
次からは、マツダの7インチTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイントをまとめたのでご紹介します。
改善して欲しい点として、意外とメーターの画質が粗い(解像度が低い)ということ。
走行中の画面はジャギーなども含めて特に気にならないのですが、画質が気になるのが、乗り込んだときの波紋のようなアニメーション映像や、エンジン始動時のロゴ表示の画像の解像度が「粗いなー」と感じます。
そうこんな感じで。
こちらはアニメーションの一部なのですが、液晶のドットを感じませんか?
綺麗な波紋なのに、液晶のドットが私はきになります。
最近のユーザーは、スマホやタブレットなどで、Retinaディスプレイなどの高画質・高解像度の液晶ディスプレイに見慣れてしまっているので、中途半端にコストダウンを感じさせるような低画質の液晶は、逆に「全体のクォリティの質をさげさせてしまう」ことにつながります。
せっかくいい車を創られているのに、こういった部分で評価を下げたり印象を悪くさせてしまうともったいないなーと感じます。
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。
低水温表示灯がない。
次に、改善して欲しい点として、低水温表示灯がないということ。
ディーラーでの試乗時は、暖機されている状態だったので、まったく気になりませんでしたが、納車され、いざ乗り始めてみると、暖機を兼ねてウォームアップ走行時に、「低水温表示灯」が点灯しないことに気づきました。
もちろん、アナログメーターの水温計が搭載されているので、今の水温がざっくりと何度ぐらいなのかというのは、わかるので、機能的には問題ありません。
気になっているのは、アナログの指針で水温表示されていることにより、50度付近だと、「いつウォームアップ走行を終わらせていいのか、水温計の指針が逆に気になってしまう」ということ。
低水温表示灯があれば、「点灯している時=ウォームアップ走行しよう」「消灯した時=普通に走ろう」と、パッと判断できるので、水温を気にせず運転に集中できていたのですが、低水温表示灯がないのんで、ウォームアップ走行を終了する目安である50度付近の時に「いつ50度をこえるかなー」と、どうしても意識してしまいます。エアコンの吹き出し口から、暖房がでてこれば、ウォームアップ走行を終了してもよい目安なんでしょうが、その時点でもまだ45度付近が多いので、「ウォームアップ走行を終わらしてよいのかな?」と不安を感じてしまいます。
ぜひ、7インチTFT液晶メーターのモデルにも「低水温表示灯」のランプは装備して欲しいと感じました。
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マツダのTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。
タコメーターが認識しづらい(第7世代の液晶は除く)
次に、改善して欲しい点として、タコメーターが認識しづらい(第7世代の液晶メーターは除く)ということ。
特に、ウォームアップ走行時や、日常の常用回転数で気になった改善して欲しいポイントです。
CX-8やCX-5、MAZDA6などに搭載されているTFT液晶メーターだけの話なのですが、タコメーターや水温計、燃料計のレイアウトが第7世代と呼ばれるMAZDA3、CX-30などとは違います。※細かいことをいうと、メーターデザイン自体も違うのですが。
特に、CX-8やCX-5、MAZDA6などに搭載されているTFT液晶メーターのタコメーターは、1000回転〜3000回転までの日常でよく使用する回転域の指針が認識しづらいという印象。
時計で言うと、20分の位置から40分の位置に常用する回転数が表示されるので、アクセルを踏んでエンジンの回転数を上げても、タコメーターの指針が上がっているように感じにくい。また、メーターの下部にあるので読み取りにくいのです。
プロアクティブなどに搭載されているタイプBのアナログメーターの方が、認識しやすい。
タコメーターの回転数って、車と一体感を感じる一つの重要な要素だと、私は考えているので、アクセルを踏んだら、タコメーターの指針が上に上がるように見えるレイアウトにすべきだなと感じました。
第7世代であるMAZDA3やCX-30などは、しっかりと時計で言う40分ぐらいの位置からタコメーターの0の数値がスタートしているので、直感的に認識しやすいのでGoodです。
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。
ゲージ表示タイプの時に、残走行可能距離数のゲージ(グラフ)は不要
次に、改善して欲しい点として、ゲージ表示タイプの時に、残走行可能距離数のゲージ(グラフ)は不要ということ。
これは、マツダの考える「車との走りが気持ちいい。もっと遠くへ走りたくなる気持ち」と相反する感じをしました。
私自身、ディーゼルからガソリンに乗り換えたのもあり、街乗りでの平均燃費は14.5km/L〜16km/Lから、11.5km/L〜12.5km/Lへ下がったのもありますが、残走行可能距離数のゲージ(グラフ)があると、どんどんゲージが少なくなっていくのがわかります。
燃料を使って走っているのであたりまえですが(笑)
もちろん、燃費のよい走りをすることで、若干走行可能距離数のゲージや数値が回復することはありますが、基本的には、走行可能距離数ゲージというのは下がる(=今の燃料で走れる距離が減る)ということです。
どんどん燃料が目減りするのが、数値とゲージで画面に表示されると、「もっと出かけるの控えめにしようかな」と思うようになってしまいました。
残走行可能距離数は、ゲージ表示ではなく、タイプBのアナログメーターのように、画面切り替えで表示させるレベルで十分じゃないでしょうか??
「あと何キロ走れるんだろ?」と気になった時だけ、切り替えて表示できれば、それで十分です。ゲージ表示して、車のエネルギーがどんどん減っていくように感じさせる演出は、走る歓びを下げる要因になるなと考えます。
普段は燃料を気にせず気持ちよく走ってもらうことを優先してもらうほうがよいと!
例えば、ゲージ表示させるのであれば、「運転でいかにゲージを増やそうか!」とドライバーが楽しめるものがよいです。i-DMスコアなんかは良い例ですよね!
ゲージの減少しかない残走行可能距離数のゲージ(グラフ)をやめて、ゲージを高めることができる、i-DMスコアの表示をゲージでした方が、ドライバーはもっと自分の運転をもっと楽しめると感じます。
ソフトウェアアップデートで、この機能は改善させたいなー。。
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。
アクセル開度に応じて、メーターも連動して変化し、走る歓びを高める演出や遊び心が欲しい
次に、改善して欲しい点として、アクセル開度に応じて、メーターも連動して変化し、走る歓びを高める演出や遊び心が欲しいということ。
マツダの液晶メーターは、シンプルイズベストかのように、上質で落ち着きがある液晶メーターです。
ただ、その分、フラットすぎてドライバーを高揚させる演出が少ない液晶メーターでもあります。
マツダとしては、「液晶メーターでの表示より、ドライバーの五感で走る歓びを体感してもらいたい」という思いでしょうが、液晶メーターって五感の中でもっとも印象が多い「視覚」の情報なのですよね。
視覚も魅了させて走る歓びを体感させた方がよくないですか??
せっかく液晶メーターという、「様々な表現が可能にできる液晶メーター」なのだから、タイプBのアナログメーターにはない「視覚でも走る歓び」を体感できるエッセンスがよりあってもよいなと感じます。
もちろん、私もマツダ車が好きな一人ですので、ゴチャゴチャした情報過多な演出は不要だと考えます。
hitoiki(ひといき)的に「液晶メーターの演出であったら嬉しいな」と感じているのは、アクセル開度に連動して、車の鼓動(エンジンの燃焼)が感じられる演出があるとよいなと思います。
例えば、以下の写真のように、アクセルを踏み込むと、液晶メーターの奥(背後)、赤く鼓動したり、色が濃くなったりイコライザー表示のように動いたいするといいなと。
そして、アクセルを離して惰性で走行している時は、青色になってクールダウンしているとか。
車が頑張っている時、車がリラックスしている時、なんかをさりげない演出で感じさせてくれると、車にも魂が宿った感じがして個人的には、気分が高揚するなと感じました。
また、別案としてスカイアクティブXの説明動画のように
エンジンの動きのアニメーションが、背後で薄く邪魔しない程度に動くと、エンジンルームの本当の動きのように感じられて、よいかもしれません。
e-SKYACTIV X: SPCCI (日本語版)
せっかく液晶メーターを搭載しているので、こういくドライバーを高揚させる演出が欲しいなと感じました。
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。
車と一体になるために、車両のインフォメーションを充実させて欲しい
次に、改善して欲しい点として、車と一体になるために、車両のインフォメーションを充実させて欲しいということ。
こちらも、前述した情報過多反対とは相反するかもしれませんが、私的には加えたい要素です。もちろん、一画面に詰め込む必要はありません。画面切り替えでの表示や、ランプ点灯程度でもよいです。
例えば、MAZDAのAWD(4WD)に乗られているオーナーとしては、リアルタイムの前輪と後輪のトルク配分なんかを知りたいというオーナーも多いと感じます。
あえてそこを感じさせたり気にしなくて運転を楽しんでもらいたい考えや演出なのですが、オーナーとしては、今の車はどういう状態なんだろうというのを知りたいというだけです。知りたいとい情報を知らせないのは、車やメーカーに拒まれている感じがしてとても悲しい気持ちになります。
車と一体になって走りたい。
車と分り合いたい。
もっと車のことを好きになりたい。
という状態で、一方的に線引きをされてシャットダウンされてしまっている感じがします。
また、こういった作動情報をあえてドライバーに伝えることで、「いがいと雨や普通の道路でも滑ってるんだな。AWDにしてよかったな」と感じてもらうことで、AWDを手に入れた満足感を与え、「次回もAWDにしよう」という気持ちにもさせてくれます。
こういった情報を画面切り替えで表示させてはどうでしょう??
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。
ナビ画面や降りるインターの案内などを載せて欲しい
次に、改善して欲しい点として、ナビ画面や降りるインターの案内などを載せて欲しいということ。
こちらも、前述した情報過多反対とは相反するかもしれませんが、私的には加えたい要素です。もちろん、一画面に詰め込む必要はありません。画面切り替えでの表示でよいです。
ナビの情報は、マツコネで表示されますが、同乗者には不要な時も多いです。助手席の方が、アーティスト情報・楽曲などを表示&操作させている時でも、ドライバーだけはナビの情報がメーターの中で閲覧できると、嬉しいですね。
あとは、高速道路走行中などで、降りるインターの案内などもマツコネの画面だけではなくメーターでも表示してもらうと嬉しいです。
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターで、改善して欲しいポイント。
夜間の液晶メーターが暗い(暗く感じる)
次に、改善して欲しい点として、夜間の液晶メーターが暗い(暗く感じる)ということ。
前車の2017年モデルのCX-8は、アナログメーターで、夕方から夜間のヘッドライト点灯にあわせて、メーターとマツコネのナビ画面が自動で夜間モードに切り替わりましたが、特に暗さは感じませんでした。
下が、前車と同じ2017年モデルのアナログメーター。明るさのバランスがよかったです。
ところが、2020年モデルのCX-8に乗って、夜間モードに切り替わると、「メーターが暗いなー」という印象。もちろん、フロントガラスなどへの写り込みを防ぐぐらいの明るさに制御されているのだと感じますが、それでもなぜか暗く感じます。
下が、2020年モデルの7インチTFT液晶メーター。デフォルトの状態で、夜間だと、写真のような明るさしかない印象。もちろん、視認性に問題はないのと、目には優しいのですが。個人的には、暗いなーと感じてしまう。。
一応、対策として、明るさを最大にして、夜間もメーターだけは、昼間と同じ明るさにしています。
ただ、このような設定にすると、マツコネの画面も連動して昼間の明るい画面になってしまうので、マツコネ画面は眩しいくらいです。
毎回、夜間になると、手動でマツコネの明るさを下げたりしているので、このあたりの明るさの自動設定にもっと柔軟さがあれば嬉しいなと感じます。
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マツダ(MAZDA CX-8)のTFT液晶メーターの良い点・優れている点
ここまで、改善して欲しい点を列挙してきましたがマツダのTFT液晶メーターの良い点・優れている点も、もちろんいっぱいありますので、そちらもお伝えしたいと思います。
ちなみに他社に優っているという優れた点というよりは、「しっかりとMAZDAの考えるブランドが感じられる」とか「運転や車がより好きになる」という点で優れている点としました。
それは、
という点です。
デザインがすっきりとしていて上品
これは、マツダの目指すブランド像をしっかりと体現されているかと思います。ただ、個人的には、ちょっと平坦(フラット)すぎるので、もう少し奥行き感を感じさせた方が、より上質感というのは感じられるかと思いますが、方向性としてはよいと思います。
また、液晶メーターの中にも、シズル感を感じさせると、オーナーとしては所有欲を満たしてくれます。
アナログとデジタルの融合
他社だと、アナログ部分とデジタル部分を完全に切り離したようなメーターデザインが多い中、マツダはアナログの中にデジタルを融合させたかのような纏まり感のあるデザインに仕上げています。
メーターリングに沿った速度表示なんかがそれにあたりますね。
ちょっと前のBMWも同じ用にアナログとデジタルを融合させたような液晶メーターを作っていましたが、それと同じ路線に感じます。
速度超過やクルコン設定時の演出が素敵
万が一、速度超過したときには、制限速度から現在の速度まで赤いラインが横に伸びるような表示設定ができます。※非表示もできます。
また、クルコンで速度設定した時は、0km/h〜設定速度まで、グリーンのラインが一瞬表示され、「ここまで速度でますよー」という演出もされます。
このグリーンが横に伸びる演出は、一瞬だけではなく設定中ずっと表示していて欲しいものですが、それでもこのん演出は「液晶メーターにしてよかった」と感じさせる演出のひとつです。
ドライバーの中心に、特に重要なインフォメーション情報を集約しているので、視線移動が少ない
マツダのCX-8やCX5、MAZDA6などに搭載されているタイプAの7インチTFT液晶メーターは、ドライバーの中心に、特に重要なインフォメーション情報を集約しているので、視線移動が少ないのも嬉しいポイントです。
これがタイプBの液晶部分だと、スピードメーターの右側に配置されているので、確認するときに若干右下をみるような感じになってしまいますが、タイプAの7インチTFT液晶スピードメーターであれば、まっすぐ視線を落とすだけで、ストレスなく情報を読み取ることが可能です!
走行速度のプラス20km/h〜マイナス20km/hの速度表示が明るくなる
こちらは、現在走行している走行速度のプラス20km/h〜マイナス20km/hの速度表示が明るくなるのがとてもよい演出だと思います。
要は速度60km/hで走行している場合、20km/h〜80km/hの数値部分が明るく点灯し、それ以外の速度域が少し暗く(グレー)の表示になっています。
これにより、パッとみた時に、現在の速度域周辺に目が行きやすい(=情報認識効率がアップ)というデザインになります!
このアイデアはよいですよね〜。
デザイナー目線としては、もう少し濃淡の幅(濃淡の段階)を用意してあげて、
- 一番明るい=現在の速度
- 2番目に明るい=プラス20km/h〜マイナス20km/hの速度
- 少し暗い(今のグレーぐらい)=プラス20km/h〜30km/h、マイナス20km/h〜10km/hの速度
- すごく暗い=それ以外
ぐらいの方が、より情報認識効率がアップするのと、上質感もアップするかなーと感じました。
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総評とまとめ
いかがでしたでしょうか? 高級感や上質感を感じさせてくれるマツダの液晶メーターですが、実際に納車されわずかな期間でも使ってみると、残念なポイントというか、改善して欲しいポイントがでてきました。
特に「低水温表示灯がない」「残りの走行距離のゲージ表示(消せますが、瞬間燃費のゲージも消えてしまう)」「タコメーターの数値のレイアウト」に関しては、タイプBのアナログメーターの方が、使いやすくて満足度が高いなーと感じました。
納車されて後悔する前に、一度、確認して「MAZDA CX-8やCX5でTFT液晶メーターが本当に必要か」検討してもよいかなーと思います。
引き続き、あらたな気づきがありましたら、共有させていただきますね!
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